祖父のこと。
シルバーウィークは祖父の法事のため帰省しました。
17回忌。
いつの間にか祖父が亡くなり17年も経っていました。
いつも笑顔だった祖父。怒られた記憶はありません。
ニコニコしながら庭でタバコを吸っていた姿を今も思い出します。
親せきからも近所の人からも、誰からも好かれていた祖父。
祖父に生きていて欲しかった。
大人になった自分にどんな声をかけてくれただろう。
祖父が亡くなり、祖母は殻に閉じこもるようになった。
耳が遠くなり、足腰が弱り、骨折を繰り返して、入院し、認知症に。
祖父がいたら祖母の人生も違っていたのかな、なんて思ってしまう。
今回の法事で初めて知ったこと。
祖父はおじの腕の中で亡くなったということ。
自分の息子の腕の中で亡くなるなんて、幸せな最後だったのかもしれない。
おじはこれ以上つらいことはなかった、と言っていたけど・・・
闘病も入院もなく、1日の終わりに息苦しくなったまま逝ってしまった。
人の最後なんてわからない。いつも思う。
明日かもしれないし、10年後かもしれない。
1日いちにち、大事な人に気持ちを伝えることを忘れずにいたい。
umi
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